おりおりの歳時記

年中行事には、先祖たちが守り伝えた「祈り」の姿があります。
先祖祭りはすなわち神道の祭りであります。
 神霊の宿るしるしとして、門松・桃の花・菖蒲(しょうぶ)・鯉のぼり・七夕の竹飾りなどがあります。また、食べ物が供えられ、みんなで分け合って食べます。すなわち神人共食(しんじんきょうしょく)であり、直会(なおらい・・・お供えしたものをお下げして頂いた物)であります。
 先祖祭りは、豊作を祈り感謝する祭りであり、先祖も穀物も私たちにとって生命の親であります。
 
 季節の折目折目に、私たちはこうした行事をして、日々の生活が豊かであることを祈り、感謝してきました。ご先祖はその度ごとに私たちのところに訪れ、常に私たちを見守って下さります。お祭りを盛にすることにより、人々の和を作ります。お祭りの心を子から孫へと伝えて行きたい。それが、将来に日本の伝統を伝えて行くための我々の務めであると思います。
25日 初天神(はつてんじん)
菅原道真公の命日(2月25日)である毎月25日は天神様の縁日である。
 
2月(如月)
立春の前日  節分(せつぶん)
  節分は年に4回(立春・立夏・立秋・立冬の節分)あり、特に立春の節分は「追儺の儀式」で、豆をまいて(お供え)罪や穢れを祓いやる。
 
4日頃 立春
  旧暦の正月にあたる。
 
11日 建国記念の日(紀元節)
神武天皇即位の日。日本の建国の日。
 
17日 祈年祭(としごいのまつり)
五穀豊穣祈願の日。
 
 
 
 
3月(弥生)
3日 ひなまつり
  上巳(じょうし)の節句(節供)
 
流しびなは、災厄を祓うために川から海へと流す。みそぎ・大祓。
桃の節句。桃は邪気をはらう。
はまぐりの吸い物は、はまぐりは他に合う貝がないので、一夫一婦をあらわす。
草もちのよもぎは薬草である。
 
男びな・女びなの飾る位置は、関西では男びなは左(向かって右)、関東では男びなは右(向かって左)である。中国文化の影響により考え方が違った。中国・漢の時代では、右を上位として、右腕・右に出るものがいないなどの言葉が生まれ、反対に左遷という言葉も生まれた。また、中国・唐の時代では、左を上位とし、日本の文化はこの唐の文化の影響が大きい。ちなみに西洋では「男は右、女は左」として、日本は明治維新に西洋文化を取り入れた。
 
21日(春分の日) 春のお彼岸 春季皇霊祭
  昼と夜の長さが同じで、太陽は真東から昇り、真西に沈む。春の種まき、秋の刈り入れなど農耕の祭りでもある。
春はぼたもち(牡丹)、秋はおはぎ(萩)
 
  
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